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しまーむ
登山歴8年目「しまーむ」のブログです。
根性がなく登りが弱いのんびりハイカーです。平均コースタイムは登り1.1~1.2/下り0.8~0.9くらいで歩いています。ロープウェイ・ゴンドラ・リフト等々大歓迎!
山登り・キャンプ・旅行について主に書いています。
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尾瀬沼でのんびりテント泊①

目次

今年2022年8月の夏休みは、台風の影響もあり天気の悪い日が続きました。

思えば昨年の夏休みも、4泊5日で北アルプス(雲の平・鷲羽・水晶)に登る壮大な計画を立てていたのに、全日程が雨予報で泣く泣く中止に…。

今年もどこにも行けないのかと腐っていたところ、同僚のS藤さんに声をかけていただき、近場の尾瀬沼でのんびりテント泊に出かけてきました(^^)

行き先

尾瀬沼 標高1,660m

日程

2022年8月16日(火)〜17日(水) 1泊2日

1日目

10:20 一ノ瀬休憩所
10:35 冬路沢橋 
10:51 岩清水 
11:45 三平峠 
12:00 尾瀬沼山荘 
12:05 三平下 
12:27 尾瀬沼ヒュッテ

歩行 1時間51分 休憩 15分 合計 2時間6分

交通手段

大清水まで自家用車 駐車料金1日500円

大清水⇆一ノ瀬 乗合バス片道700円

山行の記録

同僚のS藤さんとはキャンプに行ったことはあるけれど、一緒に山に登るのは初めて♪もともとマラソンをやってる人で、山歴は長くはないようなのですが、おそらく私よりゴリゴリに体力があると思われます(^_^;)

S藤さんもこの夏休みに北アルプス・表銀座の縦走に計画を立てていたようですが、天気が悪く中止にしたそうです。

会社の夏休み最終日の2日間がちょうど天気も回復しそうなことから、尾瀬沼でテント泊にお誘いいただきました(^^)

うちの方が尾瀬に近いことから、当日はこちらの最寄り駅まで電車で来てもらい、うちの車でGO!いつもはUさんに長距離運転してもらっているため、私1人での運転は緊張しましたが、カローラクロスくんのおかげで快適に運転することができました!!

順調に車を走らせ、9:30頃には大清水駐車場に到着。

このひは平日でしたがお盆ということもあり、第一駐車場は満車で、砂利の第二駐車場の方に案内していただきました。

身支度を整えてお手洗いを済ませたら、乗合バスに乗車して、一ノ瀬へワープします!!笑

運賃は乗る時か降りた時にドライバーさんに現金でお渡しします。

尚、一ノ瀬のお手洗いは、先日の豪雨で水源がやられてしまい、2022年8月時点で使用不可とのこと!!復旧はいつになるか分からないそうで、大清水でお手洗いを済ませておく必要がありました。

それでは、いよいよここから、1泊2日の尾瀬沼テント泊の山旅スタートです♪

歩きはじめてすぐの橋を渡ると登山口があります。

一ノ瀬から尾瀬沼までは3.0km、75分。今日はテント泊装備なので、もっと時間がかかるかもしれません(^_^;)

歩きはじめはなだらかな砂利道。

途中、崩落箇所があり、応急工事がしてありました。真ん中あたり、カラーコーンに挟まれてぽっかり穴が空いているのが分かります。

仮通路を慎重に通過。

気持ちの良い沢沿いを歩いたり

木道の樹林帯や橋、ハシゴなど、展望はないですが歩いていて楽しいルートです。

岩清水

S藤さんはやっぱり体力ありました。荷物が重くて不安〜と言いながらも、終始ハイペース!全然追いつけない(^_^;)

ようやく登りを終え三平峠(標高1,762m)に到着です。

ここまでくれば、あとは尾瀬沼に向かって下るだけ!

蒸し暑くて登りは大変でしたが、この辺りまで来れば、あとはもう楽ちんです♪

三平下に到着!!ようやく尾瀬沼も見えました(^^)

さて、残りあと1km。平坦な木道をサクッと歩いて行きます。

燧ヶ岳が見えました!!山頂まで綺麗に見えていて感動♪

燧ヶ岳は6年前の5月に1度登っています。今回は登る予定はありませんが、涼しい季節にまた登りに行きたいな〜!!

長蔵小屋への分岐を過ぎると…

尾瀬沼ヒュッテに到着です〜!!

尾瀬沼キャンプ場の受付は、ここ尾瀬沼ヒュッテで行います。

6年前に燧ヶ岳に登ったときは、ここ尾瀬沼ヒュッテに前泊しました。ご飯も美味しいし、お風呂もあるし、お手洗いも個室のお部屋も全部綺麗で、山小屋のイメージを良い方に覆されたお宿でした(^^)

13時からの受付なので30分ほど小屋前のベンチで休憩です(^^)

今回はVlaminck(ブラマンキ)のNewザックでの初テント泊!!パッキングはあまり綺麗にできていませんが、なかなかの背負い心地でした♪きっともっと快適に出来るはずなので、メーカーのインスタやYouTubeなどを参考にパッキングの研究を重ねていきたいと思います。

今回の尾瀬沼テント泊は、Newザックを試すのに、ちょうど良い距離と標高差でした♪

13時になり、ヒュッテから係の方が出てきてテント泊の説明が始まりました。注意事項や水場・トイレの場所を聞き、代表者が用紙を記入してお金を払ったら受付完了。

かわいい札を受け取ります。この札はテントの見えるところに下げておき、帰るときにヒュッテ前のBOXにに返却して下さいとのことでした。

それではヒュッテ裏側のキャンプ場に移動します!

このキャンプ場は区画ごとに番号が振ってありますが指定制ではなく、早く受付した人から好きな場所を確保することができます。

事前の予約は満室だったようですが、この時間帯はまだまだ空いていたため、好きな場所を選び放題です!!

1〜28まであって、手前が1。全部は見に行きませんでしたが、奥の方が人通りが少なくて静かそうですが、お手洗いやヒュッテにかなり遠くなってしまいそうだったので、今回は入り口近くに陣取りました。

今回は『5と6』のお隣同士を選択

尾瀬沼キャンプ場は全区画がウッドデッキになっています。雨が降ってもぬかるんだりしないし、寝る時も真っ平らなので、とてもありがたい♪

S藤さんは山田のテント泊は初めて。Myテントを買ってから組み立てるのもこれが2回目とのことで、暖かく見守ります(^^)

私の方は、去年買ったファイントラックのテントを使うのもさすがに慣れてきて、稜線でのテント泊でもないし、ペグも打つ必要がないので、とりあえずサクッと設営完了!

張り綱は大きな石で固定しました。

1区画がとても広いので、ソロテントで使うには広々としてとても贅沢な空間です!

札はここに取り付け。でも付けた場所が悪かったのか、テントの中でモゾモゾ動くたびに鈴が鳴りそうになって気を使いました(^_^;)

ちょこっとだけお手伝いし、S藤さんのテントも無事に設営完了〜!!アライテントのエアライズ1。ダンロップのテントを買ったときに最後まで候補に残っていたテントです。やっぱりこれも良いな〜(^^)v

こちらのキャンプ場は場内にお手洗いと水場はありません。

お手洗いはテント場から1〜2分下ったところにある公衆トイレを使います。ちょっと遠いな〜と思いましたが、とても清潔でキレイなトイレでした(^^)

1回100円の使用料が必要なため、小銭をたくさん確保しておきました。

水場はお手洗いの隣に水道が設置されているので、こちらを使わせていただきます。

無事テントも設置でき、お手洗い水場のチェックも済んだところで、尾瀬沼周辺の散策に出かけます♪

長蔵小屋の売店

かわいいお土産や冷えた飲み物など、種類豊富!!尾瀬沼に来たら毎回覗いてしまいます♪

そしてそして

長蔵小屋 別館のカフェ

とてもかわいい雰囲気で、2人で吸い込まれるようにお立ち寄り笑

お店の中もとっても良い感じ♪

メニューもたくさんあって迷いましたが、私はブルーベリーマフィンとノンアルコールサングリアを、S藤さんはしそジュースを注文しました(^^)

美味しくいただきながら、窓の外に目をやると燧ヶ岳の勇姿が。涼しい風も吹いてきて、心地良く贅沢な時間を過ごすことができました。

小腹を満たした後は、大江湿原の方へ歩いてみることにしました。

あわよくばニッコウキスゲが残ってたりしないかな〜何たら期待しながら歩きましたが、全く見つからず。。

鹿による食害で激減している上に、そもそも時期も遅かったみたいですね(^_^;)

ニッコウキスゲは見られませんでしたが、他にもたくさんのお花が咲いていました♪

だいぶ歩いていたところでポツポツと雨が降ってきたので、そろそろキャンプ場の方に帰ります。

尾瀬沼ビジターセンターに寄ったところ、ちょうど今晩、講演会があるとのこと!せっかくなので夕食後に聞きに行ってみることにしました(^^)

そろそろ夕食の準備を始めます♪尾瀬沼ヒュッテ前に屋根付きのテーブルがあり、テント泊の人はそこで自炊して良いと許可をいただいたので、さっそくテントから食材と調理器具を運んできました。

今日の夕食はテント泊の定番の豚汁です(^^)昨年の白馬大池でも作ったのですが、豚汁の具と家で味噌炒めしてきた豚肉を使って、簡単においしいく作ることができます!

豚汁を作っている間にウインナーも焼いちゃいます♪

s藤さんが無印カレーとナンを持ってきてくれました。これも中々美味しい!持ち運びもしやすいし、テント泊にピッタリ♪

豪華な夕食(^^)尾瀬沼ヒュッテの売店で飲み物を売っていて、S藤さんが買ってくれました♪

夕食の後は近くを散策したりテントで少しまったりしたり、思い思いの休憩タイム。

19時からはビジターセンターでの講演会に参加。テーマは『大江湿原におけるニッコウキスゲのシカ食害』です。自分の母校の教授の講演とあって、とても興味深く前の方の席で耳を傾けてきました。

昨年の夏に尾瀬に来るまで、深刻な食害のせいで尾瀬のニッコウキスゲが激減しているとは知らず、とても驚いたことを思い出しました。現在は尾瀬を囲むように鹿よけネットを設置し、鹿の侵入を防いでいるとのこと。いつか湿原中にニッコウキスゲが咲き誇る日が戻ることを願ってやみません。

講演会の後はテントに戻って解散です。今日は星空も望めそうもないので、早めに就寝しました。

②につづく

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