2度目の富士登山に挑んだ理由
私が富士山に初めて登ったのは2014年7月。ツアー登山で富士宮ルートから登頂しました。
ただその時は、寝不足&日帰り&団体登山による疲れや、天候悪化によるお鉢巡りの中止等、自分の中で不完全燃焼の気持ちが残ってしまっていました。
そして、登山を始めた時から何となく自分の目標にしていた『人生に一度で良いから富士山頂で御来光を見る!』を叶えるべく、翌年ソロでリベンジすることにしました!!
日程
2015年8月6日(木)〜8日(土)
1日目 8月6日(木) ※移動のみ
新幹線で東京→新宿から高速バスで富士山駅へ移動→富士山駅近くのビジネスホテルに前泊
2日目 8月7日(金)
07:10 富士山駅
(富士急バス)
08:15 スバルライン五合目 標2,305m
(気圧に慣れるため散策&早めの昼食)
10:20 登山開始
(富士吉田ルート)
16:00八合五勺・御来光館(夕食・泊)
3日目 8月8日(土)
01:30 登山開始
03:00 吉田口頂上 標高3,710m
反時計回りでお鉢巡り
03:40 剣ヶ峰 標高3,776m
04:55 剣ヶ峰にて御来光
反時計回りでお鉢巡り、休憩
07:00 下山開始
(富士吉田ルート)
09:00 下山完了
10:00 富士スバルライン五合目
(富士急バス)
12:35 バスタ新宿
山小屋について
真夏の富士山の山小屋はかなり混み合うと聞いていたため、少しでも混雑を避けようと思い、金~土曜日の1泊2日で登ることにしました。
宿泊は八合五勺にある『御来光館』さんにお世話になりました。こちらはインターネットで予約ができ、お目当ての日のキャンセル待ちも可能だったことと、少しでも初日に頂上に近づいておきたいと思ったことがポイントとなり、予約させていただきました。
八合五勺『御来光館』 (吉田口・須走口)
素泊まり7,000円/1泊2食9,000円
https://www.goraikoukan.jp/
食事は、個人的に好き嫌いが多い上に疲れてどのくらい食べられるか分からなかったので、とりあえず素泊まりで予約し、現地でラーメン800円を注文していただきました。富士山で食べるラーメン、とても美味しかったです!
私は16時頃に到着→17時頃夕食→18時頃に就寝したのですが、19時を過ぎても到着するお客さんでガヤガヤしていました。
アイマスクと耳栓も持参したのですが、あまり効き目はなく…。お隣の方とかなり距離が近いことや、高山による頭の重さなどもあいまって、ほとんど眠ることはできませんでした。
富士山の山小屋は熟睡するためではなく、あくまでも仮眠するためにあるのだなと、この時ようやく悟りました。。
交通手段について
この頃は東北に住んでいたため、どうしても移動に時間がかかるのがネックでした。ただ、登山当日の移動だと、どうしても睡眠時間が短くなってしまうため、前泊をするとこにしました。金曜の朝から登山する予定のため、木曜の仕事を午前中で切り上げて、お昼過ぎの新幹線に飛び乗りました。
新宿⇄山梨と、現地での移動は、富士急行バスにお世話になりました🚌バスタ新宿からのバスは本数が多く、早朝から深夜まで走っているため、とっても便利です♪それでいて運賃もとっても安い!!東北で2時間も走る高速バスだと3,000円近くしそうなものですが…。気軽に富士山〜河口湖エリアにお出かけできて関東圏の人はうらやましいです。
富士急行バス
8月6日(木)
バスタ新宿19:10→富士山駅21:02
1,750円
8月7日(金)
富士山駅7:10→富士山五合目8:15
1,540円
8月8日(土)
富士山五合目10:00→バスタ新宿12:35
2,640円
※富士山五合目=富士スバルライン五合目(吉田口)です
※バス時刻と運賃は2015年当時のものです。現在の時刻と運賃は富士急バスのHPにてご確認ください。https://bus.fujikyu.co.jp/
※8/8(土)の帰りのバスは当初13:00発で予約していました。順調に下山できて9:00には五合目に到着できそうだったので、途中休憩した際にケータイで空席状況を確認し、10:00の便が空いていたので予約変更しました!山にいながらにして、ネットのみで予約変更を完結できて、とっても便利でした♪
ユニークな移動手段(?!)
吉田口五合目には何とお馬さんがいて、途中まで馬車や騎馬で登ることができるそうです。自分1人で登るだけでも大変なのに、人を乗せて登るだなんて、何てパワフル!!料金表を見てみると『写真モデル300円』とあって、記念にお馬さんと写真を撮ってもらえば良かったかな〜とちょっと心残りです。本格的な登山をしない方でも、お馬さんとのんびりお散歩もできるようなので、興味のある方はぜひ♪
前回の心残りポイント
今回の富士登山は、自分の中で1年前のリベンジ登山という位置づけでした。それというのも下記のような心残りがあり、もう一度あの頂に立ちたいという思いが消えなかったのです△▲
①早朝出発の日帰り登山だった
・夜行バスにて到着後、寝不足のまま早朝に登山開始
・もともとご来光は見られない計画
・寝不足と体力不足で疲れてしまい心から楽しめなかった
②ツアー登山でペースが合わなかった
・全員20~30代の若者向けのツアー登山だったためか、全体のペースに合わせて歩くのに苦労した
(もちろんガイドさんはペース配分には十分配慮してくれたし、私はガイドさんのすぐ後ろをピッタリくっついて歩いていました。が、それでも途中しんどかったのです…)
・登山を初めて3ヵ月の初心者ゆえ、あれもこれもと荷物を持ち過ぎてザックが重かったのも原因
③頂上で雹が降りお鉢巡り中止
・何とか登頂するも、ちょうど頂上に到着したタイミングで雹がふってきた。そのため近くの小屋に避難・休憩したのち、お鉢巡りは中止して即下山となってしまった。
・下山中はずっと雨が降り、眺望もないままひたすら汗と雨のじめじめに耐えて下山。
こうして、前回の富士登山から1年かけて念入りに準備を行い、いざソロでのリベンジ登山に出かけました!!
②につづく
コメント