2022年のGWは前半の天気がイマイチで、予定していた秩父の羊山公園の芝桜や、ひたちなかのネモフィラを見に行くタイミングを逃してしまいました。
今年は他に遠出する予定がなかったため、天気が回復したGW中盤に、久しぶりの足慣らしに近場の男体山に行ってきました!!
行き先
男体山 標高2,486m
栃木県・日本百名山
日程
令和4年5月4日(水•みどりの日) 日帰り
08:00 二荒山神社中宮祠
08:09 一合目
08:41 三合目
09:08 四合目
09:33 五合目
10:29 七合目
11:11 八合目 瀬尾神社
11:41 九合目
12:09 二荒山神社奥宮
12:12 男体山山頂
12:29 二荒山神社奥宮
12:55 九合目
13:20 八合目 瀬尾神社
13:57 七合目
14:20 五合目
14:35 四合目
15:05 三合目
15:32 一合目
15:37 二荒山神社中宮祠
歩行 5時間53分 休憩 1時間46分 合計 7時間39分
交通手段
自家用車
(午前1時に駐車場到着。登山者用第一駐車場の空き1〜2割程度)
登山口
男体山の登山口は、中禅寺湖畔の二荒山神社中宮祠の境内の中にあります。男体山全体が神社の境内・御神体ですので、決められた期間、時間内でなければ登ることができません。
登山届を記入して受付をすると、案内の紙とお守りをいただくことができます。
登拝期間:4月25日から11月11日まで
開門時間:朝6時〜
登拝料金:1,000円 (2020年より500円→1,000円に変更)
山行の記録
男体山に登るのは、私は約6年ぶり3回目。Uさんは初めてになります。標高差1,200m、標準コースタイム6〜7時間のため、私の中では『修行の山』というイメージ(^^;)
途中、コース上にお手洗いも無いことから、前回は山頂に着いた時点で既にお手洗いに行きたくて、最後はダッシュで下山した苦い思い出が…。今回はそんなことにならないように、計画的に水分補給するべく準備します!
男体山は歩行時間が長く朝一から登り始めるため、夜中に神社のに到着し、仮眠をとりました。駐車場向かいのお手洗いは夜中でも使用することができました。
朝6時の開門に合わせて起きて準備するはずが、気づいたら朝の7時…。車中泊が快適すぎて寝過ぎました^^; ぐっすり寝られたおかげで体調は万全!!急いで準備をして、境内の受付に向かいます。
この日はGW中日の晴天とあって、多くの登山者でにぎわっていました。山頂からの中禅寺湖の眺めも期待できそうです♪
受付を済ませたら、門をくぐっていざ登山開始です!!
初めに石段を登って行き、少しすると『一合目』の石碑が。男体山は山頂までの間に一合目〜九合目まで案内があるので、歩行中の目安にすることができます。
まずは三合目までは樹林帯の急登を登っていきます。日陰で、時折涼しい風が吹き抜けていくので、そこまで暑い思いをすることなく登ることができました。
三合目〜四合目までは舗装された作業道歩きです。
行きはまだまだ元気なため「山道よりよっぽど歩きやすくて良いわ〜」なんて言いながら歩きましたが、下山の時にはこの固い舗装路が疲れた足に応えまた( ; ; )
四合目からはまた山道に戻ります。
時折、木々の隙間から中禅寺湖が見えました。ずっと樹林帯の中を登るよりも、やっぱり眺めがあった方が楽しく登ることができる気がします(^^)
五合目~六合目あたりからは、少しずつゴロゴロした岩も現れ、歩きにくくなってきました。
端っこの方で座って休むにはちょうど良さそう。山頂で風が強そうなら、ここら辺まで戻ってきてから昼食でも良いかもね〜なんて話しながら進んでいきます。
七合目くらいから残雪が現れ始めました。登りはつぼ足で大丈夫でしたが、下りでは溶け具合によってはチェーンスパイクが必要そうです。
八合目あたりではこんな眺めが♪前回登った時は山頂でガスがかかって展望がなかったため、今回は山頂からの景色に期待が高まります!!
残雪ロードを慎重に登っていくと…
いよいよ九号目の標識が!!
山頂まではもう少しです!以前登った時は、疲れて下を向いていたからか九号目の標識を見落として、急に山頂に到着して得した気分になったのを思い出します(-∀- )
いよいよ山頂が近づくと、中禅寺湖〜戦場ヶ原、そして、雪をかぶった日光白根山の大展望が綺麗に見えました!!
遠くは少し霞んでいるため富士山は見えませんでしたが、すばらしい景色の数々に、この日を選んで良かったな〜と思いました♪
まずは奥宮へのお参りと、二荒山大神像に無事に登頂できたことのお礼とご挨拶。
そして剣の方へ。
剣は今日も輝いています♪三度目の登頂、これまでで一番の快晴です!!
この日の山頂はとても眺めは良いのですが少し風があるので、岩場あたりまで戻ってからお昼ご飯を食べることにします。
名残惜しいですが下山開始。絶景を眺めながら山頂でのんびりしたかったのですが、お手洗いがないことも心配なので、なるべく早めに下山しておきたいのも本音です…^^;
下山時はやはり心配なので九合目~八合目あたりまでチェーンスパイクを装着しました。この安心感…(^^) 滑ることなく安全に下ることができました♪
八合目の手前あたりでちょうど雪が途切れたのでチェンスパを外し、岩場でお昼ご飯にします♪今日はカップヌードルのチリトマト。疲れた体に染み渡ります!
ココアも持ってきてはいたのですが、お手洗いを気にしてやめておきます^^;
さて、靴紐をしっかり締めて、下山再開です!!
しかし、ここで締めた靴紐に最後まで苦しめられることになろうとは……
七合目六合目とペース良く順調に下山していたところ、何だか左足に違和感が。靴紐を締めすぎたせいが、左のくるぶしに靴が当たって痛い…。
途中で靴紐を緩めたものの、この違和感が拭えず、それどころがだんだん痛みが増していきます。四合目の舗装路に到着した頃にはゆっくり歩くのも苦痛になってきてしまいました…。
くるぶしに靴に当たって痛いと思い、持っていたポケットティッシュを間に噛ませてみたのですが、圧迫されて余計に痛い…!!それならばと、薄手のタオルを畳んでくるぶしに当ててみたら、これなら何とか歩けそう。。
試行錯誤を繰り返して何とかまともに歩けそうなポジションを見つけて三合目を目指して舗装路を歩きましたが、やっぱりじんわり痛い…。行きにスタスタ歩いたこの道が、ひたすら長く遠く感じてとても辛かったです( ; ; )
何とか三合目に着き、後は土の山道をひたすら下るだけ。
足を痛く感じない角度に曲げ、ダブルストックでゆっくりゆっくり歩きましたが、とにかく辛い…。変な歩き方をしているせいで、くるぶしだけでなく左足の足首などあらゆるところが痛く感じてしまっています。
4年半近く履き慣れて、白馬岳や赤岳、剱岳など数々の山行をこなしてきた靴でまさかこんなことになろうとは夢にも思いませんでした…。靴紐の大切さを今さらながら実感した気がします(T ^ T)
帰ったら靴紐の結び方を勉強し直そう…!!
痛みと疲れで標識を見る余裕もなく、ひたすら歩き続けたところで、無事に一合目まで辿り着くことができました。
はぁ〜、何とか無事下山完了です!!結果的にコースタイム通りくらいで下山することはできましたが、今回もまた反省の多い山行となってしまいました。
やはり男体山は修行の山…。しっかり反省し、自分自身の山行を見つめ直す良い機会にしたいと思います。
下山後は奥日光の湯元温泉へ。硫黄が香る名湯で疲れた体を癒しました♨️
ゆ処 山月 五識の湯
入浴料900円
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