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しまーむ
登山歴8年目「しまーむ」のブログです。
根性がなく登りが弱いのんびりハイカーです。平均コースタイムは登り1.1~1.2/下り0.8~0.9くらいで歩いています。ロープウェイ・ゴンドラ・リフト等々大歓迎!
山登り・キャンプ・旅行について主に書いています。
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閉山祭直前・紅葉の男体山へソロ登拝

目次

男体山について

標高2,486m、栃木県日光・中禅寺湖の湖岸にそびえる男体山は、山全体が二荒山神社の御神体であり、非常に神聖な山です。登拝するには二荒山神社中宮祠にて受付が必要であり、その時期も春の開山祭~秋の閉山祭までと厳格に決められています。

開門受付は毎朝6時で、登拝料500円を納め、お守りと地図を受け取り、登拝にあたっての注意事項等の説明を受けます。

2015年時点では登拝期間は例年5/5~10/25まででした。ですが、2019年からは、気候変動により雪が少なくなったことと、登山者からの要望が多かったことから、登拝期間が4/25~11/11と長くなったとのことです。ただし、その年の状況により変更となることもあるようですので、訪問の前に二荒山神社のHPや電話にて必ずご確認ください。

http://www.futarasan.jp/

男体山では、登山中に利用できるお手洗いや水場はありません。所要時間は往復で約6~7時間と非常に長い山行となりますので、必ず登る前にお手洗いを済ませ、必要な装備を整えてください。

日程

2015年10月18日(日) 日帰り
(※中禅寺湖ほとりの駐車場にて車中前泊)

 06:31 二荒山神社中宮祠
 07:45 四合目
 09:14 七合目
 10:44 二荒山神社奥宮
 10:54 男体山山頂
 11:24 下山開始
 11:35 二荒山神社奥宮
 12:31 七合目
 13:32 四合目
 14:28 二荒山神社中宮祠

 歩行 7時間6分 休憩 53分 合計 7時間59分

山行の記録

ある日、友人に男体山山頂の剣の写真を見せてもらってから、いつか私も男体山に登ってみたいと憧れていました。

2015年は10/25で閉山してしまうとのことで、天気も良さそうなこの日を狙って、男体山登山に挑戦してきました!

二荒山神社中宮祠にAM5:30過ぎに到着した際、登山者用駐車場の空きスペースはすでに残り2台分のみでした。

紅葉時期の晴れ予報に加えて、あと一週間で閉山するとあってか、登山道も山頂も多くの登山客で賑わっていました。

登りが苦手な私にとって直登の連続である男体山はハードルが高いかなとも思いましたが、朝早くからゆっくりゆっくり自分のペースで登っていったかいあってか、思いのほか余裕をもって登ることができました。

登っている途中つらくなったら振り返っては、中禅寺湖と木々の紅葉と青空に癒されました。

遠くに雪を冠した富士山も見ることができ、本当に気持ちの良い登山日和でした。(写真では見づらいですが、中央あたりにうっすら富士山が見えています ↓ )

男体山では、登り始めの1合目からずっと、道標があり、現在地の目安を知ることができます。「あぁ、まだ3合目か…」「やっと8合目…」といった具合に、がっくりきたり、やる気を奮い起こしたり、自分なりにありがたく活用させていただきました(笑)

終盤、9合目がなかなか現れず、頂上はまだまだか…と疲弊しきっていたところ、急に頂上が現れた時には、思わず「うぉぉぉ!」と喜びに雄たけびを小さく上げました(笑)どうやら9合目の道標を見逃していて、思いがけず頂上についてしまったようです(笑)

写真は帰り道で撮影した9合目の道標。登山道の端の方に普通にありました(^▽^)/

頂上からは中禅寺湖をはじめ、戦場ヶ原など奥日光の雄大な景色を堪能することができました。

お目当ての剣では、写真撮影の行列に並び、憧れの剣とのツーショットも撮ることができました!!神聖な山という感じがして、とってもかっこいい!剣が見えるあたりでザックを下ろし、昼食休憩を取りました。

休憩後、頂上を散策していましたが、どんどんガスが上がってきて、あっという間に真っ白に。さっきまで絶景が見えていたのが嘘のようで、そろそろ下山を開始します。

しばらくはペース良く下山していたのですが、、、途中でまさかのトラブルが!!8合目あたりで濡れた岩場で足を滑らせて転倒し、左手の掌と額を見事に岩に強打してしまったのです…!!あまりの痛さと驚きとショックで、悶絶したあとしばらく放心状態…。

帽子や手袋を着用していたため、幸い打撲程度で済みましたが、絆創膏しか持ってきていないことに気づき、万が一の事態への備えが不足していたなと反省しました。

幸い、岩場でしばらく休んだ後、回復して自力で下山することはできました。

通りかかった方に心配して声をかけていただいたりして人の優しさに触れると同時に、もっと危機意識を高めて慎重に行動していかなければいけないと感じた山行となりました。

  • 前日の男体山。頂上は雲に覆われている。
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