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最終日は剱沢キャンプ場から室堂に戻るだけです。立山縦走も考えたのですが、荷物の重さと疲れを考えて今回はまっすぐ室堂に戻ることにしました(^^;)
日程
3日目 2020年9月22日(火)
05:12 剣沢キャンプ場
06:23 剱御前小舎
08:05 浄土橋
08:28 雷鳥沢ヒュッテ
08:39 雷鳥荘
08:58 みくりが池温泉
09:11 室堂
歩行 3時間43分 休憩 16分 合計 3時間59分
山行の記録
この日は室堂に戻るだけの予定なので、昨日より遅めの起床です。外はまだ暗かったですが、剱岳のシルエットが山頂まではっきり見えていました。
山肌にはすでに多くの登山客のヘッドライトの列が見られ、時折、山頂付近で光るライトも見られました。
この真っ暗な中、カニの縦ばいをはじめ、岩場・鎖場を登って頂上まで行くなんてすごいなぁ。この時間ならきっと渋滞もほとんどなく登れたことでしょう。
昨日のうちにザックの荷物はまとめておいたので、あとは手早くテントの撤収です。少し風があったからか、テントはほとんど乾いていて撤収も楽でした。
お手洗いを済ませ、忘れ物チェックをして、いざ室堂に向けて出発です。
まずは剱御前小舎に向けて登り返しです。振り返ると相変わらずカッコ良い剱岳がドーン!!
途中、辺りが明るくなってきましたが、モルゲンロートは一瞬で終わり ^^;
登りに疲れては振り返って剱岳の雄姿を目に焼き付けました。
まずはなんとか剱御前小舎に到着です。剱岳の雄姿もここで見納めです。
あぁ名残惜しい…。
この後は、登りとは違うルートで雷鳥沢に向けて一気に下山します。
途中、茂みに向けてカメラを構えている方がいて、近くまで行くと、雷鳥がいるよ~と小声で教えてくれました。
なんと、3日連続で雷鳥さんこんにちは☆こんなに雷鳥に会えた山行は初めてです。疲れが吹き飛ぶ~!!
この後もひたすら雷鳥沢のテント群めがけてひたすら下山していきます。近そうで遠い…。
3日間の疲れも溜まってきているので、油断して転倒しないように慎重にゆっくり下山しました。
そして、ようやく雷鳥沢キャンプ場まで戻ってきました。
さて、ここで一息ついた後は、いよいよ雷鳥荘に向けて激登り返しです。
これが、初日から憂鬱でした…。しかたないとは分かっているものの、疲れた体で重たい荷物を背負ってのこの階段はキツい…。
最後の力を振り絞って(←大げさ)、一歩一歩ゆっくりと登っていきました。
後からネットのニュースで見たのですが、この連休の雷鳥沢キャンプ場はここ10年で一番の混雑になってお手洗いも大行列だったとか…!この日は4連休の最終日とあって、テントの数もだいぶ減っていました。
雷鳥荘に到着した後は、軽いアップダウンを繰り返しながら、一気に室堂まで歩いていきます。
立山に来たのも3回目なので、この辺りもすっかりお馴染みの景色♪
帰りもみくりが池は波立っていて、リフレクションはイマイチ。快晴の時にまたゆっくりすることにして、軽くスルー。
そうして、ようやく室堂に帰還です♪
初日同様、雄山方面は曇っていたため、特に写真も撮らず、室堂ターミナルの中に入りました。
お土産とおやつを購入して、トロリーバスの列に並びます。運よく10分ほどで次のバスに乗ることができました。
帰りも、ロープウェイ、ケーブルカーともにほどほどの混み具合で、ストレスなく乗車できました。
大観峰の紅葉はもう少し先のようです。ポスターで良く見かける紅葉の絶景を、いつかは見に来てみたいです♪
お次はケーブルカーに乗車。ホームで待っている間、本当にケーブルで引っ張ってるんだなぁなんて感心して見ていました。
ケーブルカーを降りて黒部ダムに出ると、まずまずの賑わい。
バスターミナルの方から次のバスが間もなく改札開始と聞こえてきたため、写真撮影や売店に脇目も降らず、ひたすらバス乗り場を目指しました。
いつか遊覧船に乗ったり、展望台からダム湖を見下ろしたり、ダムカレーを食べたりと、もっとゆっくりしたいのですが…。次回こそは!
急いだかいあって、電気バス発車5分前にギリギリ間に合いました(;^_^ 疲れた体と重いザックで小走りするのは地味にきつい…。
そんなこんなで、無事、扇沢駅にもどってきました!
2泊3日のテント泊でお風呂に入れなかったので、何はともあれ温泉を目指します!!
電気バスの車内で大町温泉郷が紹介されていたので、ここの日帰り温泉に立ち寄ることにしました♨️
温泉で3日分の汗を流した後は、車で5分くらいのお蕎麦屋さんに立ち寄りました。川沿いのお店で、テラス席が気持ちよかったです♪
https://www.sobadokoro-takasegawa.yoikome.com/
お蕎麦屋さんと同じ敷地内に産直のお店もあったので、長野のリンゴを買って帰りました♪
あとは家に向けて車を走らせるだけ。さすがに4連休の最終日とあってところどころ渋滞はありましたが、遅くならないうちに無事に帰り着くことができました。
夕食は剱岳登頂の記念?に贅沢にステーキ!!これにて無事に初の剱岳山行を締めくくることができました(^^)v
今回、初めて剱岳へ登りましたが、ケガもなく無事に終えることができて、本当に良かったです。自分的にはかなりの冒険の旅でしたが、少し自信もついたように思います。
来年はぜひ槍ヶ岳にも登ってみたいな△▲今回の経験を糧に、これからも油断や慢心することなく、冒険を楽しんでいけたらと思います!!
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